2022.09.13

ホームページのもつ可能性っていうお話

いつもご覧いただきありがとうございます。
福岡のホームページ制作レモン代表の宇尾です。

 

当方のホームページ&事業所名をリニューアルし、早3ヵ月になりました。

おかげさまで、ホームページを見てのお問い合わせもいただけるようになり、ある程度の収穫はあったのかなと感じる次第です。

 

そういうわけで、自身のホームページをリニューアルするにあたり、
ポイントとして考えたこと、やったこと、取り組んだことなどをお伝えしたいと思います。

 

普段、クライアントのホームページを制作する際(デザインもですが)、意識してやっていることでもあるので、

 

これから、ホームページを検討されている方、もしくは興味のある方へ、Lemonはこんな感じで制作していますよっというのが伝われば幸いです。

 

市場調査、競合分析

 

デザイン界隈では割と当たり前ではあるのですが、対象となる業態の市場規模だったり、競合となりうる相手の調査・分析をまず行っています。なにかサービスや商品を売り込む際、競合となる相手を知ることから始めるのは、その後の戦略面に大きくかかわってきますので、一番時間をかけるのがこのフェーズと言ってもいいです。

 

戦う相手をまず知ることで、じゃあどういった特徴や強みを売り込めばいいのか、他社にはなくて自社にあるものはなにか、その商圏(エリア)で勝つためのポジショニング決めを行っていきます。

 

また、市場規模は成長産業なのか、衰退産業なのか、商品やサービスを提供するターゲット層の人口数、商圏(エリア)を絞っていればそのエリアの人口数と世代別の割合をざっくりと調べます。

 

この作業は毎回と言うわけではないのですが、マーケティングを意識したしっかりとした戦略を立てる際は、ターゲット層の人口数は知っておいた方がいいと思います。その後の売り上げ規模の大体の予測が立てれます。

 

ここでの調査での一番のポイントは、自分の強みを認識することです。
それには他社をまず知ることが大事になってきますので、そこは前後しないように気を付けています。

 

ターゲット層を決める

 

さきほどもでましたが、ターゲット決めも大事です。
万人にささるのに越したことはないですが、中々難しいのが世の常。

 

対象を広くとればとるほど、誰にも響かないぼやけたものになってしまうものです。
そうなるくらいなら、40代主婦!、30代独身男性!とか絞って、その対象が好む、デザインやら色の使い方、雰囲気にしてしまった方が反響を得やすいです。

 

特に今の時代、情報が溢れているからこそ、埋もれない価値、提供が必要なのかと思います。

 

自社のコンセプトを明確にする

 

コンセプトは、自社がお客様に提供する本質的価値、思いを言葉に落とし込んだものになります。

 

コンセプトを明示することで、ここはどんなサービスを提供してくれるのか、どんな思いのもと事業を行っているのかを、見る人に分かりやすく伝えることができます。

 

その思いに共感することで、サービスを利用してみたい、ここで働いてみたいと自社のファンを醸成することに繋がる好循環を作ることができます。

 

自身は、パーパス(会社の存在意義)の明示を物凄く押しているのですが、ホームページにしろ、デザインにしろ、コンセプトやキャッチコピーの立案は大事にしています。

 

スコット・ギャロウェイ著書「GAFA」で、米テック企業Appleが強いのは、子宮に訴えかけるサービスを提供しているからだとおっしゃっていました。

 

人は結局のところ感情で動く生き物であり、その感情を動かすサービスは強力なブランドを作り上げます。

 

それを体現した言葉なのですが、コンセプトを示すことはそれらに近いものがあり、何か一歩を踏み出すきっかけ、最後の一押しにつながるのではないかと感じます。

 

おわり

 

やや長くなってしまったので、今回はこの辺で。

他にも小技的なことをやっているので、その話はまた別の機会にしたいと思います。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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