2022.07.22

【ECサイト講座③】EC担当者の主な販売業務の流れ

「ECサイト公開後の販売業務はどんなことを行うのか?」
「担当者が行う主な流れについて知りたい」

今回はECサイト公開後の担当者が行うべき主な販売業務の流れについてご紹介いたします。

基本的には以下のような流れで販売業務が進みます。

①商品の仕入れ・ECサイトへ商品登録
②受注内容の確認
③入金確認
④在庫確認・商品の検品、包装作業
⑤配送
⑥商品発送メール送信

ECサイトにおいても実店舗と同様の作業が発生するので、媒体こそ違えど実際に行う業務としては変わりないことがお分かりいただけるかと思います。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

①商品の仕入れ・ECサイトへ商品登録

まず最初に「商品の仕入れとECサイトへの商品登録」です。これは、販売する商品を実店舗同様に仕入れる作業と、ECサイトに商品を登録する作業になります。商品名や商品の詳細説明文、商品画像、価格、在庫数などを登録していきます。

ここでのポイントは、ECサイト上では実店舗のように利用者が商品を手に取って確認することができません。なので、利用者が感じる商品への「疑問」や「?クエスチョン」を解消する商品記載が大切になります。

色の種類があるのか?サイズ違いはあるのか?使われてる材質・素材は?効果・効能は?など、商品の特性によってお客様が知りたいであろう情報は細かく記載していきましょう。

②受注内容の確認

次に「受注内容の確認」です。注文が入ると、注文内容の詳細がECサイトの管理画面上に表示されます。その際に、購入者の配送先や決済方法、購入された商品などを確認することができます。

ASP型ECサイトを利用している場合、各サービス業者の管理画面によって多少使い勝手が異なってくるかと思います。ASPサービスによっては購入した方への対応状況を時系列で確認できるので、今どこまで対応が終わっているか、次に何を対応すべきかを直感的に把握することが可能です。

確認が終えたら購入したお客様に注文内容の確認メールを送付しましょう。
こちらは購入時に自動でメール送付される機能がありますので、文言などあらかじめ登録しておけば業務効率化につながり便利です。

③入金確認

購入された商品の入金確認を行います。クレジットカード決済、後払い、代引きの場合はすぐに商品を発送。銀行振込やコンビニ決済の場合は入金の確認を行った後の発送になります。入金の確認が取れたらその際に「入金確認メール」を送付しましょう。

ECサイトでは直で顔を合わせてお客様とやり取りしません。購入されたお客様に安心して利用してもらえるよう、細やかでスピーディな対応を心がけることが大切です。

④在庫確認・商品の検品、包装作業

購入された商品の在庫を確認し、配送する商品をピックアップします。ピックアップした商品を検品し、問題なければ包装を行います。

のしやラッピングが必要な場合は漏れなく確認しましょう。

⑤配送

包装が完了したら指定の配送業者に依頼し、商品を発送します。

配送料金に関しては、交渉次第で値引きも可能です。
あらかじめ配送業者何社かに見積もりを依頼し、相場を把握した上での交渉がスムーズでおすすめです。

⑥商品発送メール送信

商品の発送が終えたら最後に「商品発送メール」を送付し完了となります。

度々になりますが、ECサイトでのお客様とのやり取りの中心はメールになります。

お客様の満足度を高めるためにも、細やかなメール対応を心がけていきましょう。

まとめ

今回はEC担当者の主な販売業務の流れについてざっくりとご紹介いたしました。
なんとなく、イメージできたのではないでしょうか?

【主な販売業務の流れおさらい】
①商品の仕入れ・ECサイトへ商品登録
②受注内容の確認
③入金確認
④在庫確認・商品の検品、包装作業
⑤配送
⑥商品発送メール送信

●ECサイトではお客様が直に商品を見れないため、商品登録ではお客様目線での商品画像、説明文記載が大事。

※商品説明文が苦手!という方はFABE分析がおすすめです。以下別記事でも解説しています。
【ECサイト講座②】思わず買いたくなる商品説明はFABE分析を応用しましょう

●3種のメール対応は顧客満足度に直結。
注文確認メール」「入金確認メール」「配送完了メール」は記載内容をしっかりと詰め、効率化を重視するなら自動化も行っていきましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。