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いつもご覧いただきありがとうございます。
福岡のホームページ制作レモン、代表の宇尾です。
「店舗集客にMEOが効果あるって聞いたけど本当?」
「MEOってそもそもなんなの?」
「どうやって始めたらいいの?」
今回は話題のMEO対策について、そのメリットや始め方、運用のポイントなどをご紹介いたします。
MEO対策は当方のクライアントにも実際に導入しているのですが、MEOで来店のきっかけにつながるだけでなく、自社の活動を伝えるツールとしても非常に優秀ですので、実店舗メインの事業者様には特におすすめの対策になります!
MEOとは、マップエンジン最適化(Map Engine Optimization)の頭文字をとった略称になります。
具体的に言うと、Googleマップ上での自社のビジネス情報、店舗情報を最適化することで、Googleマップ検索での上位表示を狙う施策になります。
以下画像を見ていただいた方が早いかもしれません。
画像では「ラーメン 豊前市」でGoogle検索した場合の表示結果です。
検索画面上部に店舗情報が写真付きで3件縦に並んでいるこの部分、この部分の表示順位を上げる対策がMEOになります。
MEOの特徴は、先ほどの画像のように検索表示結果においての視認性の高さと、検索ユーザーの位置情報をもとにした情報を優先的に表示する特徴があります。
例えば「ラーメン」という単一キーワードで検索した場合、福岡に住んでいる場合は福岡のラーメン屋さんの情報が、大阪に住んでいる場合は大阪のラーメン屋さんの情報が表示されるようになります。
このようにキーワードは「ラーメン」と同じでも、検索するユーザーの場所によって異なった検索結果を表示させます。
では具体的にMEOにはどのようなメリットがあるのかを見ていきましょう。
通常の自然検索での表示結果と比べ、検索結果画面上部に必ず表示されるという点、写真付きでどのようなサービスを提供しているのかが分かりやすいという点から、利用者に認知されやすいメリットがあります。
特にローカルパックと言われる上位3位以内に表示されれば、それだけ店舗アピールにも繋がり、来店効果を高めることが可能です。
MEOではビジュアルでの見込み顧客への訴求が行えることから、クリックしてもらいやすいというメリットもあります。
seoClarityが公開した最新の2021年度国内の検索順位別クリック率1位~5位が以下になります。
1位・・・13.94%
2位・・・7.52%
3位・・・4.68%
4位・・・3.91%
5位・・・2.98%
必ず上部に表示されるというMEOの特徴の恩恵を大いに受けることができます。
例えば「ラーメン+地域名」で検索したユーザーは、その検索した地域内のラーメン屋さんに行く可能性が高いユーザー(来店見込み顧客)と想定できます。
MEO対策を行うことで、そうした来店見込みの高いユーザーへ自社店舗を強くアピールすることが可能となります。
SEO対策では、効果を発揮するまでに4ヵ月~1年ほどかかりますが、MEO対策では早くて2週間、遅くても4ヵ月内には効果を発揮してきます。
※前提条件として、継続して施策を行った場合の話になります。当たり前ですが、何もしなければ何も変わりません。
SEOに比べ、時間対効果が早いのもMEOのメリットとなります。
次にMEOのデメリットについてご紹介します。
ユーザーが書き込むことのできる口コミ機能で、自店舗のネガティブな口コミが書かれることもあります。
口コミ機能での評価はMEO対策において検索順位にも影響し、また口コミ内容によっては来店減少につながる恐れも。
良い口コミばかりとはいきませんが、そのような場合もあるということを想定しておかなければなりません。
ネガティブな口コミに対しては真摯に受け止め、丁寧に返信対応を行いうことが大事です。
業種や提供するサービスによってはMEO効果を実感できないでしょう。
例えば、B2B向けのサービスでは地域性よりも、価格やサービス内容を重視する傾向があるのでMEOには不向きとされます。
MEOはどちらかというとB2C向けの地域密着の実店舗に効果を発揮する施策となります。
ここからMEOの始め方についてご紹介します。
基本的には誰でも無料で始めることができるのでその流れについて見ていきます。
MEO対策をしていく上で、まずGoogleマップ上に表示する店舗情報の登録をGoogleビジネスプロフィールというGoogleのサービスを使って登録していきます。
上記画像がGoogleビジネスプロフィールの管理する画面になります。
ここで自社店舗の住所やサービス内容、店舗写真や営業時間などの編集を行うことができます。
店舗情報の基本的な入力ステップは以下のような流れになるかと思います。
1. ビジネス名(店舗名)の入力
2. カテゴリの選択
3. 店舗・オフィスの有無
4. 住所の入力
5. ビジネスの所在地を指定
6. 商品配達や出張サービスの有無
7. ビジネスの連絡先(電話番号やWebサイトなど)
8. 最新情報の入手の選択
9. オーナー確認の方法選択
最後のオーナー確認を済ませることで、Googleビジネスプロフィールすべての機能を使うことができます。
初めて登録を行う際は、上記のステップにそって登録を進めることができるので簡単です。
ここからはMEO対策で上位表示させる上でのおさえておくべきポイントを4つご紹介します。
NAPとは、会社・店舗名(Name)、住所(Address)、電話番号(Phone)の頭文字をとったものを言います。
このNAP情報をネット上で公開しているホームページ、各SNSなどで記載しているものとすべて統一させることが重要になります。
統一させることで、ネット上で上がっている自社ビジネス情報がすべて同一ビジネスであるとGoogleに認識されるため、検索評価の統一化を図ることができます。
逆に一語一句(例えば住所の番地表記の数字が1と一など)でも違えば別のビジネスと判断されかねないので、評価が分散されマイナスポイントとなります。
良い口コミを沢山集めることでMEOの評価が高まり、上位表示されやすくなります。
また、商品やサービスを利用する上で口コミ評価を参考にする人は6割にのぼるという調査データもあるので、新規顧客の来店への足掛かりにもなります。
良いサービスを提供することで顧客の満足度を高め、地道なことですが、時には常連さんなどに口コミ投稿を呼びかけていくことが口コミ集めのポイントです。
Googleビジネスプロフィールの内容を充実させていくことで、検索するユーザーのキーワードとの関連性を高めることができ、上位表示もしやすくなります。
キーワードの詰め込みすぎはいけませんが、Google検索のサジェスト*などを参考にし、検索ニーズと自社店舗に合う情報を上手く盛り込むことが大事です。
また、Googleビジネスプロフィールに商品写真や店舗内の写真など、利用者が見て気になる情報、知りたい情報は惜しまずアップしていきましょう。
*サジェストとは、検索窓に特定ワードを入れた際に、よく一緒に検索されるキーワードとして表示されるキーワード群のこと
Googleビジネスプロフィール内の情報を最新の状態に保つことも大事です。
どんなに良い情報でも、5年前から更新されていない情報だとしたらちょっと不安になりますよね?
Googleはユーザーにとって有益な情報をまず優先しています。
ですので、しばらく更新していないプロフィールは信用にかける情報とみなされる可能性があるのです。
定期的に更新を行うことで、ユーザーに対しても活気のある店舗としてアピールできるので意識したいポイントになります。
MEO対策は地域密着での実店舗の集客におすすめの施策になります。
B2Bサービスに不向きではありますが、SEOよりも時間対効果が早く、また高い見込み顧客に対してアプローチすることが可能です。
無料で誰でも始められるので、まだ未導入の事業者様は是非チャレンジしてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ホームページ制作レモンでは「MEO導入支援」も行っております。
お問い合わせは無料ですのでお気軽にご相談ください。